本当に怖いものとはお化け?虫?いや。。
最近、危険運転、あおり運転でのニュースが後を絶ちません。
亡くなられた方もいらっしゃるようで、とても危険なものであります。
そんな危険なあおり運転、1971年に映画の題材にされておりまして、今回ご紹介させていただくのが、スティーヴン・スピルバーグ監督の「激突!」です。
ご存知監督は、スティーヴン・スピルバーグ大先生です。
この映画で長編デビューを果たしまして、瞬く間に名をとどろかせることになった作品です。
17歳の頃にユニバーサル・スタジオを顔パスで入ることができるようになっていたのでこれまたすごいことですよね。
この頃にジョン・フォード監督と出会っているというのがまぁえげつないことで、、
それから大学で映画を専攻しながら、ユニバーサル・スタジオに通うという日々を送っていたそうで、話を聞いただけで幸せになるようなお話です。。
素晴らしい映画をこれからも残していただければと思いますね。
一体誰なんだい??
あるセールスマンがアメリカの広大な道路を走っており、遅いスピードで走っていた大型トレーラーを追い越すところから話がはじまります。
追い越したトレーラーが猛スピードで追い越してくるんですね。
セールスマンはこれを譲るんですが、トレーラーはスピードを落としてセールスマンの前に立ちはだかるんですね。
もう完全にあおり運転ですね。
このやり取りが続くんですが、常にセールスマンの視点から描かれているのでトレーラーに誰が乗ってるのかわからないんですね。
誰が乗ってるかわからないトレーラーがひたすら追って来たらもはやモンスターですよ。
そうなんです、見事なまでにトレーラーの怪物感というか、トレーラーではない感を演出しているんですね。
流石スピルバーグ大先生といったところでしょう。
ひたすら、このやり取りを続けるんですが、まぁ退屈しないぐらい緊迫しております。
セールスマンはなんとか、なんとか、トレーラーから逃げようとするんですが、トレーラーは執拗に追ってくるんですね。
警察に通報もするんですが、次第には殺しにかかってくるんですね。
まぁ、怖いです。
この話の題材でここまでの怖さを演出できるスピルバーグ大先生に脱帽です。
すごい映画になったおりますので、みていただければと思います。
是非、結末を見届けてください🎬
「激突!」
監督:スティーヴン・スピルバーグ
主演:デニス・ウィーヴァー